ニキビの一生

ニキビができてから治るまでの過程、
つまりにきびの一生を見ていきましょう。

 

ニキビは、できてから治るまでに
色が「白」→「黒」→「赤」→「黄」へと変わっていきます。

 

白ニキビ

 

できたてのニキビは、「白ニキビ」です。

 

白ニキビは、毛穴が閉じ、皮脂が詰まっている状態です。
この時点では、まだ赤くありません。
なぜなら、まだアクネ菌が寄ってきていないためです。

 

黒ニキビ

 

黒ニキビは、たまった皮脂が、閉じた毛穴の外に顔をのぞかせている状態です。

 

毛穴の入り口が黒い点のように見えます。

 

なぜ黒くなるのかというと、
毛穴の壁にあるメラノサイトがたまった皮脂の刺激によってメラニンを作り、
それが代謝によって黒くなるそうです。

 

黒ニキビが赤いにきびになることはあまりありません。
ですが、毛穴が開く原因になるので注意しなければいけません。

 

赤ニキビ

 

白ニキビを見逃してしまうと赤ニキビになります。

 

白ニキビのように毛穴に皮脂がたまってしまうと、
アクネ菌がやってきます。
アクネ菌は皮脂が大好物です。

 

しかも、毛穴の中ですから、
アクネ菌が嫌う空気に触れることがありません。

 

一度すみついたアクネ菌はどんどん増え、
毛穴の中で好物の皮脂を食べて、ポルフィリンという毒を出します。

 

すると、白血球が働き、毛穴の中では
アクネ菌と白血球の戦いが始まります。

 

毛穴はたちまち赤くなり、はれ上がってしまいます。

 

これが赤ニキビです。

 

黄ニキビ

 

アクネ菌と白血球の戦いが続くと、
毛穴の中には血液や皮脂など戦いの残骸が膿みとしてたまっていき、
容量オーバーになると毛穴の壁が壊れ、
中の膿みが真皮に直接触れ始め、
真皮が炎症を起こし、真っ赤になります。

 

この状態がニキビの末期である「黄ニキビ」の状態です。

 

たまった膿みは、皮膚の中ではおさまりきれなくなり、
外に排出されます。

 

皮脂が外に出て、新しい空気が毛穴に入り込むと、
アクネ菌と白血球の戦いが終わるので、
アクネ菌はいなくなり、赤い炎症も治まってきます。

 

しかし、ここまで酷くしてしまったニキビは、
真皮を傷つけているため、
クレーターのような傷跡になり、後遺症となります。

 

ニキビがあった痕は一生残り、
激しい炎症でメラノサイトも刺激され、
炎症性色素沈着という茶褐色のシミも残ります。

 

このようなことから、ニキビは、白ニキビの段階で気づくことが大切で、
白ニキビの段階で治療するのが一番良いといえます。